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富士フイルムの色って何だろう?と思っていたら是枝裕和監督の映画にあった話

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これはただの自宅のキッチン写真。

先日撮影したX100Vの写真と、
これまで撮影して来た富士フイルムのデジタルカメラで撮影して来た写真。
フィルムシミュレーションと呼ばれるフィルム再現の色味、
その独特な色味って何だろかと思っていたら、
つい先日見た映画の中にそれがあったので驚いた話。

それが、
是枝裕和監督の映画
「歩いても 歩いても」(2008公開)

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©︎ 是枝裕和 / 歩いても 歩いても (2008)



この映画を見た時に、
あれ?これって富士フイルムの色だ、
そう感じてしまった。
邦画の絵作り、色味に関してはだいたいこのカラーなんだけど、
それが富士フイルムのフィルムシミュレーションのカラーだと感じた。
当然それは、
富士フイルムのカラー→邦画のカラー
では無くて
邦画のカラー(フィルム撮影)→富士フイルムのフィルムシミュレーションのカラー
である。

富士フイルムはもちろんフイルム屋であって、
それの色再現を目指して作ったからフィルムシミュレーションなので至極当然である。
富士ユーザーがこの色味に惹かれる理由ってつまりそう言う事だったのだ。

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富士のカメラで撮影していると、
時に露出オーバーだったり露出不足だったり、
明暗差が大きく出る場合がある。
RAW現像ができる状況だと、
そう言う部分って割と補正したり色味はもうちょっと鮮やかに振りたくなってしまうもの。
でも記憶色として捉えるとこのままが、それっぽい。

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そんな普通の日常の風景がこの映画の中にまさにあって、
その光や影、色がまさに富士フイルムのカラーだったのでいまさら驚いてしまった。
是枝裕和の作品としては2008年だから少し古いものになるから、
最近の「万引き家族」や「三度目の殺人」なんかを見ると、
もう少し色味はビビッドに今風にカラーグレーディングしている印象なのだが、
この当時の映画は割と自然にしっくり来る。

撮影機材はきっちり確認したわけじゃないけれど、
普通に35mmフィルム撮影だったのかな?
2008年作品でも後処理でもっと彩度を上げて明暗差を補正できるはずなんだけど、
そこが余りされていなくて、見たままの印象なのがすごく味になっている。

映画の本筋の感想じゃないけれど、
そんなフィルムの色に関して注目して見ると、
写真を撮る上ですごく参考になるしハッとさせられる場面が多い作品だった。

富士フイルムのカメラで撮影している、興味ある人はぜひ見て欲しい。



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