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10万円給付されたらどう使う?森博嗣 お金の減らし方

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お金の減らし方 (SB新書)(Amazon)


時間があるなら読書でお金の話を考えよう。
前回の漫画 バビロン大富豪の教え
と真逆の?考え方の本かな。

そう言う時流に逆らって本を出すところが森博嗣らしい。


先のバビロン~的なお金に働かせて気持ちの余裕と暮らしの豊かさを手にしよう、
そんな王道的な考え方では無く、
そもそもお金って?お金のそもそもの目的とその価値とはを問う内容。

だいたいにおいて森博嗣の考え方は一貫していて、
趣味の突き詰め方、道具の使い方としての考えがある。
エッセイは毎回同じ事をテーマを変えて語ってるだけなのよね。
ファンなので飽きもせず、その同じ考え方を読んでいるんだけど。


さて本題のお金の話、森博嗣的な考え。
結論から言うと、
この本で書かれている事はすごくまっとうな考えであって、
しかして持てる者の考えでもある。
つまりお金はやりたい事のための道具であり、
手段である、目的では無い。
お金を貯めるのが目的になっている人が多いと言う。

老後のためにお金を貯めよう、
その時に困らないためにお金を貯めよう、
では無い。
これをやりたいからお金を稼ごう(作ろう)、
10年後にこうしたいから○○円作ろう。
だからこれ(仕事)をやろう。

彼の趣味の鉄道模型、
それを買うために、走らせる場所が欲しいから小説を書いた。
やりたい事ならとことんやれる様に行動を起こす。
お金が欲しい、お金持ちになりたいが目的では無く、
やりたい事があって、それを実現させるためにお金を得る努力をする。

アンチな考え方かと思ったら至極まっとうだった。

いくつかのエッセイでも、
やりたい事がある、欲しい物があるけれどお金が無いんです、
と言う読者の質問に対して、今すぐ買えば良い、今すぐやれば良いのでは?
と答えている。
でもそれをやると生活が苦しくなるし……
所詮その程度の欲求ですねと、また、それをするための努力(行動)はしていますか?と。


本人自身天の邪鬼な性格とまえがきから良く言っているが、
そう言う行動と実行力、結果的に成功している人生において、
持てる者の意見ではあるね。
ある程度の才能(または学生時代からの努力)に拠るものと言えるから、
今、持たざる者には頭が痛いし無理は話ではある。

彼が小説家としてデビューしたのは40歳直前、
もちろんその下支えになった知識は研究者としての積み重ねもある。
それでもやっている事はとても努力家だ。
そして今の悠々自適な生活があるわけで、
大きな目標のためにお金を稼ぐ(作る)のはそれだけの事なんだな。

ただ、そんなの今更無理だと普通の人は思ってしまうところ、
そこまでの大きな将来では無くで目先の生活の向上くらいならできる小さい努力はありそうな気がする。
そのくらいの小さなお金のあり方の意識を変えさせてくれるくらいの読書的意義はあっただろうか。

バビロン時代からの王道の話、と今を生きるアンチな話、
両方合わせて読むと見えるものがあるだろう。



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