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長谷寺の祈りの回廊、朝勤行、夏休み撮影紀行その3

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夏休み撮影紀行その3、
今回の旅のメインと言っても良い長谷寺へお参りに行った話。
宿泊も含めて参加した祈りの回廊、朝勤行を経験して来た。

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昼食抜きでお腹が空いたままで、
榊原温泉口駅から近鉄で1時間ほど、長谷寺駅に降り立った。
これまた山の中の駅で下車する人も数人だけだ。

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この駅も高台にあり、
長谷寺のある町までは一旦下って行くところ。
車が通る道は横へ迂回しているが、徒歩でまっすぐ階段で降りて行ける。
どことなく尾道っぽくどことなく君の名はのラストの様だ。

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地名としては初瀬と書いてはせと読む様だ。
大和川を渡ると少しばかりの商店街がある。
数件のカフェやお団子、お土産のお店があったが、
夕方のためか人はまばら。
有名な長谷寺のふもとの町としてはこのくらいかなのかと思ってしまう。

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チェックインまで少し早かったので脇道にそれて神社などを散策。
與喜天満神社へ川を渡って階段を登る。
これがまた山の上で階段が多い。

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橋からは山の上に長谷寺本堂とその舞台が見えた。
兎に角どのお堂も神社も山肌にありお参りは大変なのだ。

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そして今日のお宿はこちら。
大和屋さん。
長谷寺に一番近い宿と言う様にまさに寺のすぐ手前にある。

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その前に通過して長谷寺の入り口まで。
拝観は17時までの受付で到着時はもうその17時なので人も少なめだった。
お参りは翌日するので楽しみにしておこう。

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宿にチェックイン。
何と普通の旅館って言う旅館だ。
一人寝るだけなので十分であろう。
最初素通りしたからあれ違うのかなと女将さんに言われてしまった。
なかなかに良い人柄が見える方だった。

そして汗かきまくった身体をシャワーで洗ってお風呂に入り、
夕食を頂いて早めの就寝。
翌朝は朝の勤行に参加するためだ。
夏季の場合は午前6時半から、冬季の場合は午前7時から、
朝のお経を上げるお坊さんと共にそれに参加できるのである。
時間的に近所から車で来るか、宿泊しないと参加できないからここで泊まったのである。

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早起きをしないといけないと思うと全く眠れず、
何度か寝たり起きたりをしつつ、
午前5時半に起床した。
そして丁度午前6時になると鐘の音が聞こえた。
ゆっくり着替えて午前6時過ぎに宿を出る。

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通常はこの仁王門の手前の事務所にて拝観料を払って入るのだが、
朝は誰も居ない。
衝立があって締め切っているが朝の勤行に参加する人は隙間からお邪魔する。

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これが長谷寺の本堂へ向かう回廊か。
少し前にテレビ番組でもやっていたので日中はそこそこの参拝者が居るのだろう。
しかしこの早朝の時間は参拝者とお寺の関係者だけ。

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ゆっくり静かな回廊を上って行く。
上からお坊さんが降りて来てすごく快活におはようございますと挨拶された。

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最初の回廊の直線を終わると水場があって、
そこで一旦右手に折れる。

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それを上ってさらに左手にもう一度折れると正面に本堂が見えて来る。
この回廊の階段を399段上っって皆参拝するのである。

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本堂の横手に受付があって、
そこでお坊さんに参加料500円を支払う。
そして本堂の中に靴を脱いで順番に座って行く。
足が悪い人用に椅子も用意されていた。

本堂内や読経中は撮影禁止のため雰囲気だけ文字にて。
あとに紹介する長谷寺の動画で雰囲気は分かるだろうか。

今回の参加者は12~3人だっただろうか。
お盆休み期間で多いのか少ないのか。
手順を説明するお坊さんがやって来て、
読経本と、首からかける袈裟を渡された。

手順を説明されて般若心経から一緒に唱えてみて下さいと、
足は崩してもらって構わないと。
途中から僧侶が表舞台に出て山の方向と五重塔へ向けて唱えるので、
それに倣って下さいなどなど。

予定時刻になると僧侶が順番に並んで一糸乱れぬ歩きで、
ご本尊周囲に並んで行く。
数にしてこちらと同じくらいの12~3人だろうか。
真ん中のご本尊の前に座る方は一番偉い方?袈裟が薄茶色の僧侶。

そして左手の少し見えないが奥まったところで、
太鼓と鈴を鳴らす人が居て合図の最初のお経を唱えるのに続いて読経が始まった。
渡された読経本には全てルビと音程の上がる下がるが入っているのであるが、
普段見ないもので中々難しい。
そして息継ぎが無いくらい続く。
何となくつぶやく程度しか読み上げられないが何とか付いて行く。
隣に座った女性はすごく慣れていたなあ。

前半から終盤に行くにつれて太鼓のリズムが早まり、
まさに音頭を取りつつ歌の様に読経が進む時間は新鮮そのものだった。
そしてこれが、言い方が単純だがかっこいい。
タイミングも一字一句のお経も一切間違えないで進むのも凄い。
本当に圧巻の姿だった。

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(勤行が終わった後に撮影している)
そして後半、
僧侶全員が表舞台に移動して、
こちらも立ち上がって表舞台から外へ向かって読経する。
真夏の早朝で最高の天気、今日は良い日に恵まれた。

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遠くに見える五重塔にも向けて唱える。
およそ30分があっと言う間に終わった。
最後はまた元の席に戻って全員一斉に
「おはようございます!」
それにこちらも応える。
自然に挨拶がでる。
「おはようございます!」
誰も躊躇しないし遠慮も無い。

終わった後は最後に一番偉いセンター?の僧侶から、
一言朝の挨拶、この長谷寺のこと、
長谷観音は片足を出して立っている姿が珍しい事などを話された。

いやあ、いい経験をした。
僧侶に取っては毎朝の修行でお勤めの一つであろうし、
これを毎日やっているのだろうけれど、
その一日の朝のひとつを貴重な体験をさせてもらえて、心清らかに感じた。
こうやって朝が始まるのだな。

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終わったあとはそれぞれが自由に拝観できる。
まだ一般拝観時間前のためほんとにここの数人と、
こちらがお参りの場所の地元の人だけだ。

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このゆっくりした時間を体験するなら、
朝の勤行にぜひ参加して欲しい。

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そう言えば受付の時の手前の砂地は、
全く踏まれておらず整えられていた。

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本堂を離れて奥の院と五重塔を見に行く。
地元の方のお参りもあってお線香を上げている人がちらほら。
こんな歴史的なお寺が地元と言うのも凄い気がする。

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表舞台からも見えた五重塔は、
比較的新しい様で昭和に入ってからの建物の様だ。
朱色がきれいだ。

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今は真夏の緑もみじ。
敷地内はいろんな季節の花も見頃があるので四季折々楽しめそう。
もう終わりかけていたが紫陽花も少し見えた。

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帰りはショートカットして仁王門の先へ出られるが、
せっかくだからもう一度回廊を抜けて下って行った。

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帰りもほぼ人は居ない、
これだけはこの時間の特権である。
有名な場所はこう言うのを知っているかいないかで全く違う。
勤行含めて良い体験が出来た。

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名残り惜しいが、
この後に宿に戻って朝食なので長谷寺を後にした。
宿にて朝食を頂き、すぐに着替えて今日の予定目指して次へ向かう。

続く。





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