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グランドエスケープ、天気の子を見たけども

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天気の子、
見た。
君の名は。から3年。
あれを見に行った人ならこの週末にはもう見てるだろうか。
ネタバレは無しで思った事。

映画は好きだけど映画館へ足を運ぶ事がここ最近めっきり減った。
映画館のあの雰囲気が好きだとか、新作は誰よりも早く見たい人は、
およそ新作は見に行くだろうけど今の世の中、数ヶ月でソフト化、配信される世の中。
あえてこのカテゴリーに書いた様に自宅でホームシアターで見た方が気楽だからね。

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あえて今回は小説版を読み終わってから見に行った。
結果的には少々後半へ至るカタルシスは別の方向へ向いてしまった。
ラストシーンを思い浮かべて予定通りそこへ収まってしまった。

全国公開の一般作?であんなにおおっぴらに喫煙シーンやら暴力シーン、
さらに拳銃持ち出して、それをコアな小道具に使うのってどうなの?
と分かっていながら疑問視してしまった。
しかし初期から新海誠作品を見て来た人には、ああ監督が戻って来たと思った。
元々彼の作品って幼いモラトリアムな彼氏彼女がイキったり、
ぐちぐち悩んだりしつつも、うまく行くと思わせておいて現実はこうだって付き落とされる展開だ。
あ、やっぱりと否が応でも期待してしまう。

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だから最後まで今回の天気の子で、
小説と違う展開に持って行くのではと少し要らぬ期待をしてしまった。
でもねえ、そこは大作ゆえの納めどころが必要なわけで……

これまででの最高の背景美術で描かれている新宿の町並みや、
雨と水滴の描写は目に見張るものがある。
花火の中を飛び交うシーンはエンタメ作品としてそれは見どころだろう。
大きな箱で作ると言うのはそう言う事だと言われているようだ。
そしてこの世界の命運は僕たちにかかってるんだ、
何とかしないと!
スケールの大きな話を見ている観客にどーんと風呂敷を広げないと行けない使命感や、
前作以上の展開を期待されている監督の義務感が透けてしまう。

RADWIMPSのサントラを聴いてから見に行ったから、
グランドエスケープが挿入曲から大丈夫までの流れ、
そして見ている人たちの多数は君の名はからのファンを前に、
そう応えてしまう方向へ行かざるを得ないのが見えてしまって少し冷静になった。

大丈夫の歌を歌詞を聴いてラストの二人の感情を決めたと、小説のあとがきにあった。
絶賛される映画より、批評される映画を作りたい。

いつだって世界は僕が中心だけど、
そんな事よりなりたい自分が中心なのだ。

”君を大丈夫にしたいんじゃない 君にとっての大丈夫になりたい”

うん、あおはるだね。
ここまで突き抜けて走らせてくれる(実際にめっちゃ走ってる)内容に監督の理想像が見える。
こんな青春モラトリアム無かったわい、あるわけ無い、でも見たい。
どうせこの世の中なんて狂ってるんだから、見たいでしょ?ってね。
今までの新海誠作品は、どうも斜に構えて冷静過ぎる主人公が多かった気がして、
でも今回ほど素直に真っ直ぐ駆け抜けてくれる穂高には、やはり感動した。


大作映画としてはいい塩梅に収めてくれたと思う。
そして君の名はファンには繋がったキャラを登場させたりサービスもある。
前作を超える大ヒットは望み薄かもしれない。
しかし古参ファンには少しだけれど、ほんと少しだけれど言っていいかなと思う。

ああ、新海誠監督、お帰りなさい。

そんなところ。


補足。
感動に落ち着いたら考察系や発見もね。
モールス信号の意味とか、君の名はキャラなんかも。お父さん犬は分からん。
BD化を待つか。



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