DAHON Vitesseのアルミフレームきしみ音、自転車の異音問題

自転車の異音問題。
これってすごい難問だよね。
どこからか異音がする、するけど原因が特定出来ない。
ひとつひとつ原因をつぶして行くしか無くて、
最後には全ばらししないと分からない場合もあるし、ばらしても分からない場合もある。
今回はこのDAHON Vitesseのアルミフレームの謎の異音問題。
今回は最後まで読んでもらっても結局……なのであしからず。

いつからだろうか、
DAHON Vitesseを折り畳んだ状態で持ち運ぶとカチカチ音がする。
折り畳み自転車と言うのはその構造上可動部が多い。
そしてフレームとパーツの触れ合う部分も多い。
それ故にフルフレームのロードバイクよりも異音問題は発生しやすいと言える。

今回の異音の不思議なところは折り畳み状態でカチカチ鳴ること。
なのでこの様に展開した状態だと鳴らない。
畳むと鳴る。

最初に疑ったのはシートポストクランプ部分。
ロードバイクでも以外とここやサドルクランプ部で音鳴りがしやすい。
折り畳み状態で鳴ると言うことはこれだろうと思った。

開放して揺らしてみた。
やっぱり鳴る。
鳴る音がカンカンと甲高い、カンよりカチ、カッチなのだよな。
ここじゃなかった。

これは点検の副産物か。
折り畳み状態を保持するマグネット受けが緩んでいた。
危ない危ない。
しかしこれじゃなかった。
締め直しておいた。

ヘッドパーツもDAHONでは緩み安い部分。
アヘッドステムが折り畳みになる根本は良く緩むから、
ヘッドパーツが痛みやすいので良く点検した方が良い。
フロントブレーキをかけて前後に揺らしてガクガク動く場合は駄目だ。
増し締めしておく。
もちろん異音に関しては緩めてフリーにしてみても鳴る。
そもそも異音の箇所へ耳をすましてみてもここからじゃない。

どうも、
このボトルケージの下穴の辺り、
メインフレームの中からカッチ、カッチ、カンカン音がする。
ボトルケージのボルト緩みとかだろうか。
外してみた。
駄目だ、音鳴りする。

この奥から鳴るのだが、
中をライトで照らしてチェックするも、
別にクラックがあるわけでは無い。
何も無いがらんどうなのに音がする。

折り畳み状態で鳴ると言ったが、
このくらいのハの時の展開具合だと鳴らない。

一番閉じた状態で鳴る。
この状態で左右に揺らして、
下側に来る前輪を手前に傾けるとカチ、カキンと音がする。
結構目立つ音なので、
音の場所特定は出来た。
ボトルケージの穴のシートポスト側よりもさらにフレーム中心部分の中からだ。
しかし何も無いだよここ。
なのに畳んだ状態で傾けると異音がする。
走行状態の展開した状態だとどれだけ振っても、傾けても鳴らない。
畳んだ時だけ鳴る。
しかも完全に折り畳んだ状態の時だけ鳴る。

分からんので、
アルミフレームだけれど錆止めスプレーをフレーム内へ吹いておいた。
そうしたらちょっと鳴る確率が減った?
と思って運んだが、
やっぱり鳴る時は鳴る。
結論、
原因不明。
えー!
未解決。
この自転車まだ新品から1年未満。
さすがに割れるとかじゃないはず。
しかも走行状態では全く問題無い。
よれも感じないし大丈夫だろう。
ただただ異音が気になる。
気にしたら負けか。
進展したらまた書くけれどこのままお蔵入りかもしれない。
あーもやもやする。

