全てのサイクリストの到達点、自転車本読書、夢のロードバイクが欲しい!

198919246_org.jpg

夢のロードバイクが欲しい!(Amazon)

今回はこれ。
Amazonで検索してるとちらちらオススメされるんだよね。
それでこの邦題に惹かれて読んでみた。

原題は”It’s All About the Bike”である。
ノーライフ、ノーバイクみたいな?
ランスの本に対してのアンチテーゼなタイトルみたいだ。

ある程度自転車を趣味として乗りつくして来ると、
ふつふつと湧き上がって来るのが、
この感覚。

誰とも違う自分だけの一台が欲しい。
自転車乗り、
兎に角ロードバイク乗りは他人と違うものを欲しがる傾向にある。
競技志向の人だと少し違うがツーリング思考の人ならそれはより顕著だ。

著者のロバート・ペンはまさにツーリング派のサイクリストで、
これまでに数々の自転車に乗って来て、
今欲しい至高の一台を得ようと探し始めた。

自転車は生身で命を預ける自分だけの馬だ。
そのパーツの歴史を知って、
意味を知り、作る職人を知るところから始めるべきだと言わんばかりの薀蓄の嵐。
技術も去ることながら自転車の歴史に興味がある人でないと、
その章ごとに挿入される自転車歴史にちょっと引いてしまうかもしれない。
なんせドライジーネとかそう言うところから解説されている。

そこから著者の欲しいパーツ選びとそれを作る工場、職人を訪ねる旅が綴られている。
チネリにカンパに、ブルックスサドル、クリスキング、コンチも出て来た。そしてホイールビルダーにフレームビルダー。
だいたいにおいて拘ると、
そのパーツ類においてパイオニア的メーカーやブランドに行き着く。
そしてシマノは一切出てこないところが分かりやすい。

日本に住んでいて当たり前にシマノを低価格で購入出来る身で居ると、
欧州や欧米でシマノの扱いや印象がどう見られているか分からないが、
古典的な思想やビンテージまで漁る様になると、
自然とシマノはアンチとまで言わないが外されてしまうのだ。


そして彼が最後に組み上げた理想のバイクは彼のオフィシャルサイトで見る事が出来る。
最後の章でカラーリングにビルダーと相談していたのを読むに、
カラーに対するイメージはとても重要らしい。
(そう考えるとイギリス人の好みは強欲?)

■http://www.robpenn.net/


最近は日本のツーリング界隈に留まらずブルベ界隈で、
クロモリに限らずカーボンでもカスタムバイクを所有する、所望する人が多い。
行き着く先はやはりそこなのか。
競技思考なら常に最新コンポ、最新カーボンが良いだろうし、
それは技術確信の最先端だから必然だろう。

しかしそことは別に乗る事以外の所有欲、
自分のための、
に特化したものが欲しくなる時が来る。

そこに辿りつくには、
自分はまだまだ乗り倒していない事も自覚しつつ、
将来の展望として夢のロードバイクがいつか欲しいと思う。




にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村 自転車ブログ ミニベロ・折りたたみ自転車へ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

恵壱

Author:恵壱
ロードバイクとフォールディングバイクであちらこちら



カテゴリ
記事一覧
Amazon
FC2カウンター